新着情報・お知らせ
新年のご挨拶
2024-01-15
入苑者ご家族の皆様へ
謹んで新春のお慶び申し上げます。
旧年中は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
今年も変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。
大寒を迎え、寒さが厳しさを増しておりますが、お障りなくお過ごしでしょうか。
新年早々、石川県ではおおきな地震がおき甚大な被害が出ております。
また羽田空港では民間機と自衛隊機の衝突炎上した大事故がおき、北九州市小倉では令和4年に起きた旦過市場大火災から数百メートル離れた飲食街が大きな火災に見舞われたりと、例年になく慌しい1年の始まりとなりました。
印象に残っているのが、被災された石川県内の高齢者施設で、施設職員がずっと泊まり込みで2時間半の睡眠しかとれない中で必死で高齢者を守り続けている姿でした。その光景には胸が締め付けられるようで、少しでも早く応援が来ることを願うばかりです。
世の中では新型コロナウイルスの大封鎖が解かれ、社会全体が再び動き出し社会経済にとっては喜ばしい限りなのですか、その反面、人の移動が活発になることで、感染が拡大しやすい環境となり、現在ではインフルエンザが全国で警報レベルになっていることから、皆様方におかれましても、これまで同様に三密を避けられ、人の多い屋内ではマスクを着用され感染されないよう用心して頂きたいと思います。
昨年、施設内においては警戒を緩めることなく年間を通して徹底した感染対策を実施しておりました。そうした中、陽性者が確認され、その都度、面会中止のお手紙をご家族の皆様へ送付し、ご協力を願っておりました。
また、先月12月中旬には、養護(盲人)老人ホーム白藤の苑の職員及び入苑者に陽性者が確認され、一堂に会しての新年会は中止となり、白藤の苑のご家族のみ面会中止の案内を送付しておりましたが、現在は、感染者もおられないことから、白藤の苑の面会は再開いたしますので、これまで通り小人数短時間での面会をお願いいたします。
このように入苑者の皆様やご家族の皆様と協力しあいながら頑張ってきたおかげで、毎回少人数の感染者で乗り越えることができたのだと感謝しております。
昨年は、そんな「耐える」一年だったと思います。
令和6年はどうなっていくのかわかりませんが、これまで同様に、どんな時もお互いを思いやり支えあうことが、どんな困難も乗り越える最大の力となりますので、新しい年が、入苑者そしてご家族の皆様にとって健康で幸せに満ちた素晴らしい年になりますようこれからもお互いに支えあい励ましあいながら、かけがえのない時間を過ごしていって頂きたいと存じます。
もちろん私共職員も入苑者の皆様一人一人にとって、良き一年となりますよう精一杯精進し寄り添い支えてまいりたいと思います。
ご家族の皆様におかれましても冬将軍にも負けず、お体を大切にされ幸多きお年となりますよう、お祈り申し上げます。
理事長 藤井 秀哉